Terraformを使ってAKS上にFluxを導入する手順とデモ

はじめに GitOps は、開発者がコードを Git リポジトリにプッシュすることで自動的にインフラストラクチャーが更新される仕組みです。 Flux は、GitOps を実現するためのツールであり、Kubernetes の manifest ファイルを Git リポジトリに保存し、変更があるたびに自動でデプロイすることができます。 本記事では、Terraform を用いて AKS 上に Flux を導入する手順を説明し、GitOps のデモを行います。 AKS 上に Flux を導入する手順 連携先の GitHub リポジトリの準備 GitHub リポジトリが空だと Terraform の実行時にエラーになるため、main ブランチに readme か何かを入れておいてください。 続いて GitHub との認証情報の準備です。 今回は Deploy key を用いて Flux から GitHub に接続する方針で説明します。 Deploy key の作成方法は下記です。 接続に使用する SSH キーを生成します 参考:https://docs.github.com/ja/authentication/connecting-to-github-with-ssh/generating-a-new-ssh-key-and-adding-it-to-the-ssh-agent#generating-a-new-ssh-key 対象のリポジトリの「Setting」から、「Deploy keys」を開きます 「Add deploy key」をクリックします Title に任意の名称を設定し、SSH キーの公開鍵をコピペし、「Allow write access」のチェックを入れて「Add key」します SSH キーの秘密鍵は Terraform の実行時に必要になります。...

July 6, 2023